TOP:ご利用ガイド・コラム・お役立ち情報 へ

医食同源S柿


暑く長かった夏を何とか乗り越え、今年も収穫の秋がやってきました。


今回は秋の代表的な果物、柿のお話です。


柿はにんじんと似たオレンジ色をしていますが


成分にもにんじんと共通するものがあります。


βーカロテンという栄養素です。


βーカロテンは体の中に吸収されると


体の粘膜や皮膚の細胞を頑丈にしてくれる働きがあります。


また柿はビタミンCも、柑橘類に負けないほど豊富に含んでいます。


体の抵抗力や免疫力の強化に関心が高まっている今、


健康維持に活かしたい旬の食べ物といえますね。


柿は、皮をむいてそのまま美味しく食べられますが、


お料理の材料にも適しています。


サラダやあえ物に加えると、味付けに砂糖を使わなくても


ほのかな甘みがついて美味しくヘルシーな仕上がりになります。


また細かくきざんだ柿をカレーに加えると、


ちょっと目先の変わった優しい甘さのカレーライスになります。


ただβーカロテンとビタミンCは熱に弱いので、


火を止める直前か火を止めてから加えるようにしましょう。


柿は味にくせがないので、いろいろなものに加えて


体が喜ぶ優しい甘みを楽しんでみてください。


《生活術:栄養編》一覧へ戻る