食習慣を見直そう�@「朝、体が必要としているものは？」

朝、起きたとき、
体が欲しがっているものが２つあります。


ひとつは水分。


人間の体は約６０％が水分です。


この水分・・・
尿や便、汗として体の外に出て行くのはわかりやすいですが、
常に体の表面の皮膚から蒸発して失われてもいます。


寝ている間でも、体から水分はどんどん蒸発しています。


だから朝、起きたら、コップ１杯程度の水を飲んで
体に水分補給してあげましょう。


朝はコーヒー１杯だけという人。
少なくとも水分は補給しているようにみえますが、
コーヒーには利尿作用があるので
あまりおすすめではありません。


ふたつめは糖質（炭水化物）。


体を動かすためのいわば燃料です。


理想的なのはお米のご飯です。
朝食を準備する暇がない人も、
コンビニに行けばおにぎりがあります。


コンビニに行って菓子パンを選んでしまう人・・・
確かに菓子パンも糖質の塊なのですが、
お米のご飯とどういう違いがあるのでしょうか？


燃料にたとえてイメージすると、
お米のご飯は炭や薪、
菓子パンは新聞紙です。


炭や薪は長く安定して完全に燃え尽きますが、
新聞紙は表面だけ勢いよく燃えたらすぐに消えてしまい、
かなりの部分が燃え残っています。


この燃え残りが
肥満や体調不良をまねく一因になるのです。


《生活術：栄養編》一覧へ戻る