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肝臓を休ませようC
2018/12/10
「休肝日」という言葉、ご存知ですか?
肝臓が体に入ってきた有害物質を化学処理して
体に害のない物質に変え、尿からそれを排出
できるように働いていることは
@でお話しました。
アルコールは通常体にとっては必要ない
いわば有害物質です。
そしてその化学処理は、肝臓にとって
かなりの重労働です。
そこで、毎日お酒を飲むことが習慣に
なっている人たちに対して
お酒(アルコール)を飲まない日をつくって
肝臓を休ませようと呼びかけるため
「休肝日」ということが言われるように
なりました。
ただ、これまでお話したように
肝臓はアルコールだけを処理しているのではなく
食べたもの(飲んだものも含む)すべてを
処理しています。
「食べる=胃腸を働かせる」ということは
比較的実感しやすいと思いますが
「食べる=肝臓を働かせる」ということは
あまりピンとこないかもしれませんね。
ソファーに横になって、テレビを見ながら
ピザをつまんだりケーキを食べたり・・・
一見くつろいで体を休ませているようでいて
実は胃も腸も、そしてなにより肝臓が
「ねじりハチマキのフル稼働」。
そうです!
「休肝日」は、お酒を飲む飲まないにかかわらず
必要なのです。
油脂たっぷりのこってりした料理やスイーツも
アルコールと同じくらい肝臓に負担がかかることを
これからはぜひ意識していただきたいと思います。
長くなりましたが、次回は最終回、
「休肝日」に実行する具体的なポイントを
お話いたします。
(つづく)
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