TOP:ご利用ガイド・コラム・お役立ち情報 へ
医食同源J鶏卵
2016/06/09
今回は大好きな人も多いでしょう、
「鶏卵」のお話です。
食べ物の栄養の働きは
わかりやすく次の3つに分けられています。
1.体のエネルギー源になる(糖質)
2.体の材料になる(たんぱく質)
3.体を健康に保つ(ビタミン、ミネラル)
まず、鶏卵には人間の体の材料になる栄養が
ほぼパーフェクトに含まれています。
忙しい時、面倒くさい時など
「パンとコーヒーだけ」とか
「カップめんとお茶だけ」で
食事を済ませてしまいがちな人は、
そこに卵1個だけでも加えてみてください。
そういえばインスタントラーメンの上に
半熟の卵が美味しそうに湯気を立てている
CMがありましたね。
風邪を引きにくくなったり、
疲れにくくなったりという効果が
実感できるようになってくると思います。
さて、次におもしろいのが、鶏卵に含まれる
トリプトファンという成分。
体内に吸収されるとセロトニンという
ホルモンに変化します。
このホルモンは心の安定をもたらすため
「幸せホルモン」とも呼ばれています。
そして夜になるとこのセロトニンが
さらにメラトニンというホルモンに変わり
質のよい睡眠をもたらすとされています。
オランダでの実験では、
1日、鶏卵3個分のトリプトファンで
心の安定効果が得られたとか。
健康診断などの検査で異常のない人なら
1日2〜3個の鶏卵効果を
試してみてもいいかもしれません。
スーパーの安売りの、文字通り
目玉商品になるほど安く、
またコンビニでも手軽に買え、
簡単に生でも食べられる鶏卵。
ぜひ健康な体づくりに役立ててみてください。
《生活術》一覧へ戻る