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食習慣を見直そうA「朝食を抜くと・・・」

2013/06/17
朝食を食べないというのは、体にとってどういうことでしょう?


たとえていえば、
生活するための収入が途絶えてしまった状態
といったところでしょうか。


体にとっての現金にあたるものが栄養素でいう糖質なのですが、
肝臓や筋肉中にすこしだけ蓄えられています。


この糖質は、持ち合わせの現金程度の量しかなく
通勤や通学途中で遅れそうになって走ったりでもしようものなら
すぐに使いはたしてしまいます。


次に体の中で銀行預金にあたるものが脂肪です。


ただ、銀行に預金をおろしに行かなければいけないとなると
ちょっと面倒ですよね。


脂肪預金もおなじで、
心拍数が上がるような運動を30分近く続けるくらいでないと
なかなか使われないのです。


では持ち合わせの糖質を使いはたしてしまったらどうするのか?


筋肉や内臓をはじめ、
体そのものをかたちづくっているたんぱく質を分解して
糖質に変えてしまいます。


そうなると、体の抵抗力や免疫力の低下を招くだけでなく、
たんぱく質が分解されるときに生じる有害な物質が
体を傷つけてしまうという恐れもでてくるのです。


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