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睡眠と入眠儀式

2012/02/08
またしても、よい睡眠を
得るためのおはなしに
おつきあいください。


「入眠儀式」というのは
魔術や呪術の世界のことではなく、
れっきとした医学用語です。


といっても専門家にしか
わからないような
難しいことではありません。


パジャマに着替える、
歯をみがく、
布団を敷く・・・といった、
就寝前に習慣的におこなっている
一連の行動のことを示します。


脳は、このような行動からの
刺激をうけとりながら
眠りに入る準備を
すすめていっているのです。


というわけで、旅先や
大事な行事を控えている時など
入眠儀式がいつもと変わって
しまうと、「よく眠れなかった」
ということもおきるわけです。


それなら・・・
いつでもどこでも変わらずに
おこなえる入眠儀式を
つくっておけば、
いつでもどこでも変わらずに
よい眠りを得る
助けになりますよね。


そこで、男女を問わず
おすすめできる儀式をひとつ
お伝えいたしましょう。


まず、自分の好きな香りの
ハンドクリームをひとつ
用意してください。


ハンドクリームには
バラやラベンダーの香り、
フルーツの香り、スイーツの香り、
せっけんの香り、香水の香りなど
ありとあらゆるものが揃っています。


どんな香りでもかまいませんが、
ともかく自分にとって
気持ちがほっとするような、
快い香りを選ぶことがポイントです。


ハンドクリームを枕元に置き、
布団にはいったら
ゆっくりと両手にすりこみます。


両手のひらで顔をおおい、
ゆっくりと深く香りを吸い込みます。


口からゆっくりと息を吐きます。


嗅覚は、五感のなかでも
最もダイレクトに
感情と直結した感覚です。


ハンドクリーム深呼吸を
入眠儀式として
脳に記憶させてしまうと、
ハンドクリームのソフトな香りが
快い安心感とともに、
よい睡眠へといざなってくれますよ。


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