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「考える」から「感じる」へシフト

2011/09/17
人間は考える葦であるといいます。


ただ、心配、悲しみ、不安、怒りなどが
もととなっていることを考え続けていると
脳がヘトヘトに疲れてしまいます。


そんなときは普通、体を動かすと
考える働きが自動的にストップして
うまく脳を休ませることができます。


ただ、体も疲れ切っていて
それができないことがあります。


そんなときよく使う手は、
お酒を飲んだり、好物を食べたりして
気をまぎらわせること。


つまり、味覚の快楽に
意識をそらせるのです。


ただ・・・
これは一時的にはよいのですが、
度が過ぎると
健康をそこねるおそれがあるので
きをつけてください。


望ましいのは
聴覚や視覚、嗅覚、触覚に感覚を集中させて、
不快な考えから意識をそらすこと。


たとえば
ゆったりした音楽を聴いたり
美しい映像を観たり
好きな香りを楽しんだり
といったことですね。


インターネットを見ていましたら
「猫にモフモフしてにおいをかぐ」
なんていう方法を紹介している人がいました。


よく小さな子が
お気に入りのぬいぐるみやタオルの
感触をあじわいながら
スヤスヤ寝入ってしまうことがありますが、
同じ原理です。


つまり触覚からの快感へと
意識をそらすということですね。


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