TOP:ご利用ガイド・コラム・お役立ち情報 へ

「甘いものは別腹」の危険

2010/11/13
甘いものが好きで
間食が習慣になっている方で・・・


しかも食事をしっかり食べた後でも、
「あと何か甘いものを少し食べたいなあ」
と思ってしまい・・・


「甘いものは別腹なんだよね〜」
なんて言いながら、
食後にも何かしら甘いものをつまむのが
くせになってしまっている方・・・


要注意です。


糖尿病への道に踏み込んでいる
可能性があります。


甘いものを食べる習慣があると、
すい臓という臓器
(胃の裏側あたりにあります)から血液の中に、
糖を処理するインスリンというホルモンを
ドバっと景気よく放出するくせがついてしまいます。


甘いものを食べたときは
血液にすごい勢いで糖分が入ってくるので
インスリンがドバっと必要ですが・・・


食事のときは糖分はとってもゆっくり
入ってくるので、
インスリンはそんなにドバっと景気よく
出さなくてもいいんです。


だけど景気よくドバっといっちゃう。


そうすると、余分なインスリンが
血液中の糖分を根こそぎ処理してしまうので、
血液中に糖分が足りなくなるという現象が
起きてしまいます。


だからお腹がいっぱいでも
なぜか甘いものが食べたい気分に
なるのです。


もうひとつのお腹があるからでは
ありませんよ。
胃もすい臓もひとつしかありませんよ。


これが続くとどうなるか・・・


毎日なんどもドバドバ景気よくやってたら
すい臓は疲労困憊です。


過労でインスリンの生産がガタ減りします。


処理しなければならない糖分がたまっても
インスリンの生産が追いつかなくなります。


ここまでいったら・・・
正真正銘、糖尿病です。


食習慣を意識して、
くれぐれもご用心を。


《生活術》一覧へ戻る