「落ち込む」というより「おっくう」という感じ

2009/06/09
うつ状態と言えば「気分の落ち込み」と考えられることが多いですが、実際には「おっくうでやる気が出ない」と訴える人が最も多いのです。しかし、この感じは何となくはっきりしない感じなので、自分がうつ病になっていると気づかず、「これではいけない！もっとやる気を出して頑張らないと！」とさらに無理を重ね、体がどうにも動かなくなって初めて「どうもおかしい」と、うつ病に気づくことがとても多いのです。


うつ病は早く治療すれば、それだけ早く回復します。医療機関への受診が大げさに思えてできない時は、まず三日間ゆっくりと体を休ませてみて下さい。それでおっくうな感じが弱まるようなら、さらに休養を続けることで回復につなげることができます。


でも、おっくうな感じが弱まらず、なかなか体を休ませられないようなら、早めの受診やカウンセラーへの相談をお勧めします。


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